祭り 草鞋掛け“風”のつくり方

草鞋掛け

本来ならこの時期は下谷神社大祭の準備中だが、今年は新型コロナの影響で下町のお祭りも中止となった。
毎年ボランティアで大祭のお手伝いをしていて我々スタッフは仕事着として半纏にどんぶり、股引に草鞋掛けという格好をしなくてはならない。
しかし正直なところ、神輿と共に長距離を 3日間歩き回るので草鞋掛けは疲れるし足が痛くなる。そこでこんなズルをするというお話を。

asahimo

準備するものは草鞋掛けならぬ地下足袋(だんじり祭り用)と麻紐。

yorihimo

麻紐を依って太くしていく。実際の草鞋の紐に近づけていくのだ。
2本を依って必要な長さを作ったらほどけない様に端を結んでおく。

aburi

麻紐は毛羽だっているのでライターの火で軽く炙って毛羽を取っておく。

bond

毛羽だちを防ぐのと丈夫さを出すために木工ボンドを指に取り、依った麻紐にコーティングしておく。

yorihimo-2

ボンドが乾燥して透明になったら2本の依った麻紐を併せて更にもう一まわり太くする。

aburi-2

ここでもう一度炙って毛羽を取れば草鞋の紐の完成。

shunkan

地下足袋に麻紐を固定するためには瞬間接着剤(ゼリー状)を使う。

shunkan-2

使い方を説明しておくと、蓋を外したら黄色いリングを抜き取る。
蓋を奥まで回すと蓋の裏側にある突起で接着剤の先端に穴が開き使えるようになる。

hanao

先ずは鼻緒の裏部分に接着剤を付けて麻紐を押し付けながら貼り付ける。
余った紐は鋏で切る。

harituke-2

本物の写真を見ながらリアルな草鞋に見えるように麻紐を貼り付けていく。

kanseimae

バランスを見ながら必要な箇所には結んでコブを作る。

完成!!

草鞋掛け

所要時間60分。両足が完成。遠くから見ると、本当の草鞋掛けに草鞋を履いている様に見える。鳶の頭にはすぐバレるが、頭集も最近は出来合いの草鞋掛けを履いていたりする。

毎年恒例のお祭りが無いのは何かが足りないみたいでちょっと寂しい。
とてもニッチなDIYの話でした。

祭り 草鞋掛け“風”のつくり方

草鞋掛け

本来ならこの時期は下谷神社大祭の準備中だが、今年は新型コロナの影響で下町のお祭りも中止となった。
毎年ボランティアで大祭のお手伝いをしていて我々スタッフは仕事着として半纏にどんぶり、股引に草鞋掛けという格好をしなくてはならない。
しかし正直なところ、神輿と共に長距離を 3日間歩き回るので草鞋掛けは疲れるし足が痛くなる。そこでこんなズルをするというお話を。

asahimo

準備するものは草鞋掛けならぬ地下足袋(だんじり祭り用)と麻紐。

yorihimo

麻紐を依って太くしていく。実際の草鞋の紐に近づけていくのだ。
2本を依って必要な長さを作ったらほどけない様に端を結んでおく。

aburi

麻紐は毛羽だっているのでライターの火で軽く炙って毛羽を取っておく。

bond

毛羽だちを防ぐのと丈夫さを出すために木工ボンドを指に取り、依った麻紐にコーティングしておく。

yorihimo-2

ボンドが乾燥して透明になったら2本の依った麻紐を併せて更にもう一まわり太くする。

aburi-2

ここでもう一度炙って毛羽を取れば草鞋の紐の完成。

shunkan

地下足袋に麻紐を固定するためには瞬間接着剤(ゼリー状)を使う。

shunkan-2

使い方を説明しておくと、蓋を外したら黄色いリングを抜き取る。
蓋を奥まで回すと蓋の裏側にある突起で接着剤の先端に穴が開き使えるようになる。

hanao

先ずは鼻緒の裏部分に接着剤を付けて麻紐を押し付けながら貼り付ける。
余った紐は鋏で切る。

harituke-2

本物の写真を見ながらリアルな草鞋に見えるように麻紐を貼り付けていく。

kanseimae

バランスを見ながら必要な箇所には結んでコブを作る。

完成!!

草鞋掛け

所要時間60分。両足が完成。遠くから見ると、本当の草鞋掛けに草鞋を履いている様に見える。鳶の頭にはすぐバレるが、頭集も最近は出来合いの草鞋掛けを履いていたりする。

毎年恒例のお祭りが無いのは何かが足りないみたいでちょっと寂しい。
とてもニッチなDIYの話でした。