小鹿田焼きが割れてしまったので修理してみた
何年か前に車で九州旅行をした際に、大好きな寅さんのロケ地でもある大分県の小鹿田焼きの里を訪れました。複数の窯元が即売コーナーを設けていて訳あり品など破格で販売されていたのでかなりの個数を購入してきた。
その中でも使用頻度が高い便利なサイズの皿を洗い物の際に滑らせて落としてしまった。
家使いなので、接着剤でどこまで使えるように修復できるかやってみた。
まずはくっつける
![貼る前](https://cr-oppo.com/wp-content/uploads/2022/03/P1500837.jpg)
今回はきれいに2つのカケラに割れたので、まずはこれらを1つのパーツにする。
使用する接着剤は3Mのガラス用超強力接着剤。
![パーツ接着](https://cr-oppo.com/wp-content/uploads/2022/03/P1500838.jpg)
接着剤を破損面両面に塗布し、表面が乾き始めたら圧着し、アルミテープで固定して24時間待つ。
![接着4コマ](https://cr-oppo.com/wp-content/uploads/2022/03/P1500840-1.jpg)
続いてひとつになったパーツを本体に接着する。作業台の角を使ってツーバイフォーの端材をクランプで固定して皿が自立するようにセット。両側に接着剤を塗布して圧着。
欠けた部分に接着剤を盛る
![盛る前](https://cr-oppo.com/wp-content/uploads/2022/03/P1500877.jpg)
皿が元通りひとつになったが、割れ目がガタガタなのを滑らかにしたい。
ガラス用接着剤は厚く盛るのには向かないので、試験的にゼリー状瞬間接着剤を盛ってみる。
![持った時](https://cr-oppo.com/wp-content/uploads/2022/03/P1500878.jpg)
硬化後に削るので、多めに盛っていく。
![持った裏側](https://cr-oppo.com/wp-content/uploads/2022/03/P1500899.jpg)
瞬間なので、少し待ったら裏側も同様に盛る。
磨く
![研磨4コマ](https://cr-oppo.com/wp-content/uploads/2022/03/P1500902-1.jpg)
80番手のサンドペーパーで盛った部分をざっくりと削り取っていく。
120番、180番、280番と進めて平に近づけていく。
![水で流す](https://cr-oppo.com/wp-content/uploads/2022/03/P1500906.jpg)
最期は耐水の400番でつるつるになるまで研磨。
![完成おんた](https://cr-oppo.com/wp-content/uploads/2022/03/P1500908.jpg)
完成。
割れた部分は目に見えるが、接着強度は十分だ。家使いでは問題なし。
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